①顕在意識と潜在意識

1)脳の機能には顕在意識と潜在意識がある

人間の行動は脳がつかさどっていますが、脳の機能には自分の意思でコントロールできる顕在意識とコントロールできない潜在意識があります。

例えばランチに何を食べようかとかどんな本を読もうかとか週末には何をしようかなどというのは自分の意思で決められるので顕在意識の仕事です。

一方心臓を動かしたり、呼吸したり、食べ物を消化したりする事は無意識で体が自動的にやってくれる事ですからこれは潜在意識がしてくれる事です。

2)潜在意識は行動の自動化に役立っている

潜在意識は生理的な事だけでなく行動の自動化にも役にたっています。例えば自動車の運転を考えてみましょう。初めて車に運転をした時は一つひとつの行動を意識しないとできませんがそのうち慣れてくると何も考えずに無意識で自動的に運転の複雑な動作ができるようになります。これは潜在意識が自動車の運転をマスターし自動化したた為です。

運転という行動のうち車でどこに行こうと決めるのは顕在意識ですが運転動作の大部分は潜在意識がやってくれているのです。このように潜在意識は顕在意識の意思を実行する時にその助けとして働いてくれます。

3)潜在意識が顕在意識の言う事を聞かないこともある

潜在意識はいつも顕在意識で決めたあなたの指示を聞くとは限りません。あなたにも頭ではしたいのになんとなくできない事はありませんか?それって潜在意識が顕在意識を拒否している状態です。

何でそんな事が起きるかというと子供の頃、親や周りの人に言われた事や経験した事が潜在意識に刻み込まれて固定化してしまい、それに反することを顕在意識でしようとしても潜在意識が拒否してしまうんですね。

例えば子供にころ「お金を持つと人は堕落する」みたいな事を親にずっと言われて育つとお金を持つこと自体に罪悪感を持つようになったりします。いくら顕在意識でお金持ちになろうとしても潜在意識が言う事を聞いてくれないので思ったような行動が取れなくてなってしまうわけです。

2018年8月21日